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プロバイダ解約時の注意点!回線撤去って何?




プロバイダ解約時の注意点!回線撤去って何?

1.プロバイダ解約の前に
2.プロバイダの解約方法
3.プロバイダ解約後のこと
4.まとめ

ほとんどの家庭では「プロバイダ」との契約をしていると思います。

そもそも、プロバイダって何なのでしょうか?回線事業者とは何が違うのでしょうか?

回線事業者として有名な会社といえば「NTT東日本」や「NTT西日本」です。または「KDDI」や「ケイオプティコム」などが挙げられますね♪

これらの会社は、インターネット回線を提供する事業者のことです。

電柱から住宅の外壁に光ファイバーを引き込む工事、屋内で使用できるような回線終端装置の設置などを行っています。

しかしこの回線があるだけでは、自宅でインターネットを楽しむことができないんです・・。

そこで、回線を通してインターネットに接続する役割を持っているのが「インターネットサービスプロバイダ」です。略して「ISP」とも呼ばれています。

例えば、NTT東日本の「フレッツ光(回線事業者)」の利用料金は、回線を使用するための料金です。

その回線を使ってインターネットサービスを利用するためには、「プロバイダ」に対して、フレッツ光とは別に月額の利用料金を払わなくてはいけない訳です。

料金の明細表などをよく見ると、「回線提供者」と「プロバイダ」と別々に料金明細が載っていることが多いはずです。

ここでは、「プロバイダ」の解約方法、解約時の注意点について、詳しく解説させていただきます。




1.プロバイダ解約の前に

プロバイダの解約手続きを進める前に、解約前に注意したいポイントをお伝えしたいと思います!

あまり深く考えずにプロバイダを解約してしまうと・・。大きく損をしてしまったり、思わぬトラブルに巻き込まれることがあるからです。

▼【①・解約金が発生する時がある?

プロバイダによっては、入会する時に2年間(2年縛り契約)などの利用期間が定められてる時があります。

これは最低2年間利用することを条件に、月額使用料が安くなったり、端末の料金が無料になったりというキャンペーンを利用していた場合です。

約束の契約期間を満たさないうちにプロバイダを解約をしてしまうと、各会社が定める違約金を請求される時があります。

また無料で借りていた機器の代金を、一括で支払わなくてはならないパターンも出てきます。

さらに、プロバイダによっては、携帯電話のように2年間の利用期間が過ぎて、次の2年間が自動更新される場合があります。(更新月が自動更新されるパターンです。)

この場合。中途半端な月に解約してしまうと、違約金が発生する場合があります。

この決まりについては総務省が警告を流しているので、段々となくなるはずのシステムです。(現在でも、まだよくある仕組みなので注意しましょう。)

契約する時にしっかり内容を把握しておかないと、 2年以上契約期間が経過していても、違約金を取られてしまうということがあるので十分注意が必要です。

▼【②・提供されていたメールアドレスが使えなくなる

プロバイダから提供されていたメールアドレスは、解約と同時に利用出来なくなります。

個人で使用していたメールアドレスなら良いのですが・・、法人として使用していた場合は各方面に早い段階で告知をする必要があります。

名刺などの印刷物を変えなくてはいけない場合もありますよね?

プロバイダによっては、解約した後もメールアドレスのみ使用権利を継続することができます。

月々300円前後の料金を支払うことで、メールアドレスをそのまま活用することができるので便利なサービスですよ♪

▼【③・インターネットを使えない期間ができてしまう

次に契約する予定のプロバイダと、利用状況の切り替えがうまくいけば良いのですが・・。

切り替えがうまく行かなかった場合、数日間自宅でインターネットを使えない期間が発生してしまいます。

今ではスマホもあるのでそこまで困ることはないかと思いますが、パソコンを使っての仕事を抱えている人は、タイミングを十分に見計らう必要がありますね♪

短期契約のモバイルWi-Fiレンタルなども活用できますが、多少重複した料金を支払ってでも、新旧プロバイダの切り替えタイミングは考慮した方が良いでしょう。

▼【④・プロバイダ解約だけでは回線契約は継続されたまま

「プロバイダ」と「回線事業者」は契約が別であることはわかりましたが、これは解約の時にも重要なポイントになります。

「プロバイダ」と「回線事業者」が同じ業者であれば話は早いのですが・・、別々の業者を使ってる場合は両方に解約手続きを申し出る必要があります。

プロバイダの解約する場合、オペレーターの方から回線事業者についての説明をほとんどされません。

これを気が付かないままで放置していると、利用明細が来た段階で初めて、回線契約の方だけ月額料を引かれ続けているということに気が付きます。

間違いなく両方の契約を解約したい場合、契約状況を事前にしっかり把握しておきましょう。




2.プロバイダの解約方法

プロバイダの解約方法は各事業者によっても異なりますが、大体の場合では電話、もしくはホームページ上で解約手続きを申請することになります。

一般的な感覚で考えると、1番段取りよく解約手続きが進むのは、電話での解約手続きだと思います。

ただし電話での手続きの難点は、オペレーションセンターにつながるまで時間がかかる時があるということと、解約の申し出をした時にオペレーターからの引き止めがあるということです。

特に引っ越しシーズンである3月~4月、9月前後はなかなかオペレーターにつながりにくいことが多くなっています。

電話での解約は比較的時間に余裕がある人におすすめの方法かも知れません。

またプロバイダも商売ですので、他社への乗り換えを恐れて必死に解約の理由を尋ねてくるでしょう。(データを集めるためなので、仕方のないことですが・・。大変ですよね♪)

適切に答えて毅然と振る舞える人ならよいのですが、まだ迷いが生じている人や優しすぎる人は、オペレーターから勧められた新しいプランに心が揺らいでしまうかもしれません。

インターネット上での手続きに慣れている人は、ホームページ経由での解約手続きがいいかもしれません。

この場合の難点は、解約時の注意点を見逃してしまう可能性があるということです。

解約手続きを完了させた後に、思わぬ金額が請求されたり違約金が発生したり・・。

事前に契約書類を確認した上で解約手続きをするのであれば、インターネット上で手続きした方が煩わしくないかもしれませんね♪

ただし、各事業者のサイトによっては、解約の画面にたどり着くまで時間がかかるところもあるかもしれません。

分かりづらい場所に小さく「解約」の表記がされていたり・・、いくつかの質問事項に答えてからではないと解約に進めなかったり・・。

公式サイト上でもユーザーの解約を止めるような仕組みが色々されているで、その点は覚えておきましょう。




3.プロバイダ解約後のこと

無事に「プロバイダ」と「回線業者」。両方への解約手続きが済んでも、まだ安心はできませんよ!

プロバイダからインターネット接続機器をレンタルしている場合、返却手続きを行う必要があります。

インターネット接続機器の返却に関しては解約手続きの際に、プロバイダの会社から返却に関する指示がきちんとされるはずです。(何も伝えられなかった場合は大変です!すぐに確認しましょう。)

返却の途中で機器が壊れてしまうことがないようにしっかりと梱包して、所定の方法で返送しましょう。

インターネット接続機器を返却する際の返送費用は、業者による着払いであることが多くなっていますが、中にはユーザー負担の場合もあるので確認が必要です。

また賃貸物件を利用していて個別で回線を引き込んでいた場合、管理会社から現状復帰を求められる可能性があります。

もしも現状復帰が必要な状況になっていた場合は、管理者が立会いのもと回線撤去工事を依頼する必要があります。

そこまで大掛かりな工事ではないですが、この辺の費用がどちらの負担になるのか?ということもしっかり確認しておく必要があるでしょう。




4.まとめ

プロバイダについての基本的な情報と、解約手続きの方法について詳しくご紹介しました♪

プロバイダの解約には、様々な注意点があることがわかりましたね!

また、解約の際の引き止め行為もそうなんですが、入会の勧誘も各社必死に行われています。

様々なお得なキャンペーンに惹かれて、小さく書かれた注意事項を見逃してしまうと・・。

解約の時に「ええ!そうだったの・・・?」と思うことが出てきてしまいます。スムーズな解約を行うためには最初が肝心ですよ!

プロバイダとの契約は「始まり」と「終わり」の契約条件を確実に把握しておきましょう。

相性の良いプロバイダ会社と契約を行いたいですね♪