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高校生アルバイトの時間・収入制限は?注意点を教えます!




高校生アルバイトの時間・収入制限は?注意点を教えます!




1.高校生に定められている労働時間帯
2.高校生に決められた労働時間
3.実際の高校生のバイト時間
4.実際の高校生のバイト収入
5.高校生に人気のバイト先
6.時間以外に注意する事とは?
7.まとめ

高校生になったら、やってみたいと思っていたバイト探しを始める人も多いかと思います。

しかし、高校生がバイトをする時にはいくつかの大事な注意点があります。

バイトを決める前に、トラブルになるようなポイントをチェックしておきましょう。

1.高校生に定められている労働時間帯

高校生の場合、18歳以下と言う事で就業時間は労働基準法によって明確に決められています。

その為、どれだけ自分がバイト時間を確保したいと思っていても、その労働基準法によって限度が生じてしまうと言う事が起こってしまいます。

18歳未満の場合、深夜帯の時間、つまり午後10時から翌日午前5時までの間はバイトをする事は出来ないと定められています。

これは、365日間、満18歳になるまで適応される時間となります。その為、学校のない夏休みぐらい遅くまで働きたいと思っても、また、早朝バイトで時給が良いものがあったとしても、この時間帯にバイトを入れる事は出来ません。

・・となると、誕生日が早い人の場合、高校3年生の4月に満18歳になるかと思います。

そうなると、高校生でも満18歳なので、この労働基準法は適応外となるのでしょうか?

確かに労働基準法から見れば、高校3年生であっても18歳以上になれば、時間に関係なくバイトを入れる事ができると言えるのですが、やはり、満18歳であっても高校生は高校生と言う事から学校側で禁止されている場合がほとんどです。

雇用主も年齢に関わらず高校生だと言う事を重視して、午後10時から翌日午前5時までバイトを入れる事はありません。

2.高校生に決められた労働時間

深夜のバイトができないと言う事以外にも労働基準法では、高校生のバイト時間に細かな設定が行われています。

例えば、労働時間が6時間を超える場合においては、少なくとも45分の休憩時間を与えられる事になります。また、8時間を超える場合においては、少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならないと定められています。

その為、この休憩時間を確保できないようであれば雇用主に確認する必要があります。

その他、原則として1週間の労働時間は40時間以内となり、1日の労働時間は8時間を超えてはいけません。そして、原則として休日は毎週1日取らなければいけないと定めされています。

これは、もちろん、夏休みなどといった長期休みでも適応される事となります。その為、夏休みだからと思いっきりバイトを入れてお金を貯めたいと思っても、この条件内でのみのバイト料となってしまいます。

その事を知らずに夏休みを迎え、夏休みの予定を立ててしまうと自分の予定とは大幅に違った夏休みを迎えてしまう事も十分に考えられるのです。

そのような事にならないように高校生の場合、1日の労働時間、そして、1週間の労働時間が定められていると言う事を知ったうえでバイトの予定を立てていく事が大切になります。




3.実際の高校生のバイト時間

実際、バイトをしている高校生はどういった勤務時間でバイトを行っているのでしょうか。

平日で考えた場合、例えば、学校近くでバイトを見つけたとしてバイトに入る事ができる時間は17時と言った感じが多く、それから21時ごろまで働く高校生が多いようで平日平均4時間と言ったバイト時間の高校生が多くなっています。

もちろん、22時まで労働基準法で考えればバイトを入れる事は可能ですが、多くの場合、21時を目途にしている場合が多いようです。

やはり、雇用主から考えても、22時ギリギリまで働かせるといった事に抵抗を感じてしまう人が多いからではないでしょうか。

また、高校生の本業はあくまでも、勉強です。それにもかかわらず、22時までバイトを入れてしまうと、その後、帰宅し食事や入浴などを済ませると翌日の学校の準備もままならない事にもなりかねません。

そう言った負担を考えても遅くても21時が限度だと言えるかと思います。このような時間帯でバイトを入れている高校生が多いものの、やはり、学業との両立を考え、2時間から4時間未満の抑えている高校生も多くなっています。

これらは、あくまでも平日のバイト時間です。その為、休日は限度いっぱいの時間でバイトを入れる高校生も多く、その場合は1日8時間バイトをする事になります。

4.実際の高校生のバイト収入

高校生のバイト収入はバイト時間に比例していると言っても、やはり、夏休みなどの長期休みの間は収入がアップするという高校生が大半です。

ただし、授業がある月のバイト収入となれば、2万円以上3万円未満と言った高校生が大半となり、やはり、そう簡単に高校生がバイトで多くの収入を得る事は難しいと言えるようです。

中には10万円近く稼いでいる高校生もいるようですが、このような金額は稀な場合だと思って良いかと思います。

高校生の場合、どれだけ頑張っても学校生活を考えると5万円から6万円程度が精一杯のバイト収入ではないでしょうか。

やはり、それ以上の収入をバイトで得ようと思う場合、体への負担や学業への負担も大きくなってしまうと言えると思います。




5.高校生に人気のバイト先

限られた勤務時間でのバイトとなる高校生において、どのようなバイト先が人気となっているのでしょうか。

男女ともに人気なのがコンビニとなります。コンビニの場合、24時間休むことなく開いているお店と言う事で、高校生にあった時間帯での勤務が可能になっていると言う事が人気の理由です。

実際、知り合いでも昼間は主婦がパートタイムで働き、夕方、主婦が自宅に帰りたい時間帯に高校生のバイトを入れる事でうまくシフトを回す事ができているようです。

このような理由から、コンビニをバイト先に選ぶ高校生が多いようですね。

その他、仕事自体もさほど難しいような事はなく、また、学校近くでも家の近くでも見つけやすいバイト先であると言う事も大きな理由なのかもしれません。

次に人気のバイト先がレストランなどといった飲食店となります。この場合もランチタイムは主婦のパート。そして、ディナータイムは高校生のバイトと言った形でシフトを組んでいる事が多く、結果、高校生がバイトしやすい環境になっていると言えると思います。

その他にも、販売店やスーパーのレジなどといったバイト先を選んでいる高校生も多く、自分にあった働き方を行う事ができるバイト先を好んで選んでいる傾向があるようです。

6.高校生のバイトで時間以外に注意する事とは?

高校生の場合、労働基準法で定められている労働時間以外にも収入面で注意しなければいけない事があります。

高校生の場合、あくまでも親の扶養に入っています。その為、その扶養内で働く事が理想となります。そうしなければ、親の税金負担が増えてしまう為です。

その為、年間103万円を超えないように調整しながらバイト時間を決める事が大切になります。

・・とは言っても、高校生で年間103万円の収入を得ようと思うと、それは大変なことです。その為、一部の高校生以外は、さほど気にする必要はないかと思います。

7.まとめ

高校生がバイトを行う際の注意事項となります。高校生の場合、労働基準法で定められている労働時間を守りバイトをすることが鉄則です。

また、中には高校独自でバイトに関する取り決めが行われている場合もあります。その為、それらを必ず守ってバイト選びから、バイト時間の設定までをするようにしましょう。