3大キャリアの格安SIM乗り換え時の注意点!解約のコツを教えます♪
1.格安スマホへの乗り換えを考えたとき
2.キャリア専用メールが使えなくなる
3.解約金が発生する
4.家族割がなくなる
5.キャリア間の無料サービスがなくなる
6.その他のサービスについて
7.「MNP転出」とは?
8.データ通信容量について
9.まとめ
スマホの3大キャリアといえば「ドコモ」「au」「ソフトバンク」です!
大手キャリアとの契約はサービス内容の良さ、信頼性というメリットがありますが・・。
契約は2年縛り以上が当然のようになっています。
2年縛りの契約期間が過ぎて、各キャリアのメリット・デメリットがわかった後で格安スマホに乗り換えようと考える人もいますよね?
3大キャリアから、格安SIMに乗り換える時の解約のコツをご紹介します♪
1.格安スマホへの乗り換えを考えたとき
大手キャリアのスマホから格安スマホへ乗り換える時、現在利用しているキャリアの解約が必要になりますよね?
いままで使っていたサービスが利用できなくなることもあるので、必ず解約前にメリット・デメリットをよく確認しておきましょう。
格安スマホのメリットは名前の通り!何と言っても、料金が「格安」だということです。
しかし大手のキャリアとの契約を解約して、新規にMVNO業者と契約をすることで、いくつかのデメリットが生まれる場合もあるんです。
さらに、使い方によっては契約を切り替えた効果が出にくいこともあるかと思います。
大手キャリアを解約する場合、「解約のコツとタイミング」を抑えておくのが大事です♪
2.キャリア専用メールが使えなくなる
3大キャリアと契約していた人は、キャリア専用のメールアドレスとして・・
@docomo.ne.jp
@ezweb.ne.jp
@softbank.ne.jp
これらのメールアドレスを使用していますよね?
これらの3大キャリアを解約すると、今まで利用していたキャリア専用メールアドレスは使えなくなってしまいます。
メールアドレスの問題は、3大キャリアから格安SIMに乗り換える時に、多くの人が不便を感じている点です。
キャリア専用のメールアドレスを良く利用している場合。
乗り換え前に、「Gmail」「Yahoo!メール」などのフリーメールアドレスを作成しておき、普段キャリアメールでやり取りをしている人に伝えておく様にしましょう。
携帯電話(スマホ)には迷惑メール対策として、購入した初期設定の状態で「PC」から送られてくるメールをブロックする設定になっていることがあります。
他人にメールアドレスを伝える時は、3大キャリアのスマホを持っている時点で、新しいメールアドレスからの受信を許可して貰う様に伝えておくのがベストです。
ほとんどの格安SIMは「MNP転出」をした場合でも、スマホが使えない期間は数時間程度です。
ただし、格安SIM業者によってはSIMカードやスマホ本体が郵送されてくるまでに、2日~3日かかる場合があります。
早々に3大キャリアを解約してしまうと、その間は電話やネットが使えなくなる場合もあります。この点には要注意ですね!
3.解約金が発生する
3大キャリアを解約する場合、高額な解約金(違約金)が発生したり、端末本体の購入代金割引がなくなってしまう場合があります。
▼【解約金(違約金)について】
解約金が発生するケースの多くは「2年以内に解約した場合」「契約更新月以外の時期に解約した場合」です。
ただし、解約金といってもドコモの場合でも9,500円程度なので、格安SIMに乗り換えることですぐに元が取れると思えるならば問題はありません。
大手キャリアから格安SIMにすることで、月々5,000円前後料金が安くなれば、解約金を支払ったとしても2~3ヵ月ですぐに元が取れてしまいます。
▼【「縛り契約」で端末代金が割引されている場合】
3大キャリアから端末本体を購入している場合。
「2年縛り」と言われる契約内容で、本体の購入代金が毎月割引になっていて、キャリアが割引代金を負担しているというサービスがほとんどです。
「2年縛り」契約をしているのに、2年以内に解約してしまうと・・。キャリアが支払っていた端末本体の購入代金を全額支払う必要があります。
ご存知のように、最近のスマホはとても高額です。(100,000円以上のiPhoneとかザラですからね・・。)
仮に、24ヶ月縛りの契約で「50000円分」の端末料金割引を受けている場合、1年で契約を解除した場合は「約25,000円」の支払いが違約金以外に必要になります。
契約期間前の解除には「違約金」と「端末購入代金の割引」、この2種類のお金が必要になることを覚えておきましょう。
4.家族割がなくなる
大手キャリアのサービスに「家族割」があります。
家族で家族割を契約している場合。基本料金が半額になる上に、家族間のスマホの通話料が無料になることもあります。
家族間で良くスマホ通話を利用している場合、月々の料金がほとんど変わらないので、安心して電話をかけ合っている家庭もあるかと思います。
ところが、格安SIMに乗り換えると「家族割」がなくなってしまうので、いままでのように気軽に連絡を取っていると、通話料が高くついてしまう場合があるんです。
これでは電話をかける側だけではなく、家族からかかってきた場合でも、相手に高い料金がかかってしまいますね・・。
契約内容の中には月額料金が定額で、1回何分以内なら通話料金無料というプランもあるので、家族でそれぞれのプランに加入しておくのも良いですね♪
5.キャリア間の無料サービスがなくなる
キャリアによっては、同じキャリア間であれば通話料無料というサービスもあります。
「090」や「080」によく電話をかける機会がある人は、今の通話料金で当然だと思っていると、格安SIMにした時に請求額にビックリするので注意しましょう。
キャリアを解約して格安SIMに乗り換えた時は、キャリア番号に電話をする時には確実に料金がかかることを心得ておきましょう。
ただし、格安SIM業者の料金プランには、通話料がお得なサービスも沢山あるので、いくつかお得に利用する方法を考えておくのがおすすめです!
6.その他のサービスについて
3大キャリアを解約すると、いままで利用出来て当然だと思っていたサービスが利用できなくなります。
▼【キャリア決済が利用できない】
3大キャリアには「ケータイ払い」「かんたん決済」など、独自の決済サービスがあります。3大キャリアを解約してしまうと、このサービスは使えなくなってしまいます。
いつも通りの感覚で商品を買おうと思ったら、決済できなかった・・。ということもありますので注意しましょう。
▼【キャリアのポイントが使えない】
3大キャリアのスマホは、利用するとポイントが付与されます。
貯まったポイントは通話料に利用したり、商品やギフトカード、Tポイントなどに交換出来ますが、3大キャリアを解約すると全てのポイントが失効してしまいます。
3大キャリアを解約して格安SIMに乗り換える時には、現在のポイント残高を確認して利用しておきましょう。
7.「MNP転出」とは?
格安SIMに乗り換えると、基本的には新しい電話番号になります。
しかし、最近では「070」「080」「090」などの番号はもちろん。3大キャリアで利用していた電話番号を、そのまま引き継いで格安SIMで利用可能になっています。
この時に利用するサービス。「MNP(転出)」とは、「Mobile Number Portability(携帯番号移行)」という意味なんです。
MNP転出の手続き方法は、キャリアに電話をして「MNP予約番号」を発行して貰うだけなので簡単です♪
ただし、MNP転出手続きを希望する場合。「MNP転出手数料」が必要になります。各キャリアで料金は異なりますが2,000円〜3,000円が相場となっています。
▼【「MNP予約番号」と「音声通話プラン」が必要?】
MNP転出の手続きをする場合、現在契約している3大キャリアに依頼して「MNP予約番号」を発行して貰う必要があります。
「MNP予約番号」の発行はそれぞれの携帯ショップでも可能ですし、電話での申し込みも可能です。
ただし、MNP予約番号には必ず短期間の有効期限が設定されていますので、格安SIMを申し込む直前に手続きをするようにしましょう。
注意点として、MNP転出を希望する場合は、格安SIMの「音声通話プラン」に加入する必要があります。
格安SIMの音声通話プランに申し込む時に、MNP予約番号を入力する項目がありますので、ここでMNP予約番号を入力しましょう。
8.データ通信容量について
格安SIMの料金プランは、基本的に料金が安いほど利用可能なデータ容量が限られます。料金の安さだけで選んでしまうと、1GB限定という場合もあるので注意しましょう。
私は1年間以上「1GB」で契約していますが・・。データ通信量が少なく感じることは良くあります。
ほとんど毎日Wi-Fi環境の中にいて。外に出るのが週末の数時間だけ。という生活リズムですが、まあ「1GB」でギリギリという感覚です。
特に、「YouTube」や「abema TV」の動画などを再生する場合は要注意!
外出時に視聴できないことはもちろん。うっかりWi-Fiを繋ぎ忘れていたなんてことになったら・・。
データ超過分が自動チャージ契約になっている場合、とんでもないことになってしまいます。(想像するだけでも恐怖ですよね・・。)
さらに、SpotifyとApple Musicを契約していますが、データ超過が怖いので外出先で聞くことは無くなりました。(これは、良くも悪くもですが。)
こんな感じの利用方法で、大体1ヶ月の通信データ量が700MB前後です。(ちょっとアプリと使ったり、ゲームを開いたら「1GB」なんて簡単に無くなりますね・・。)
大手キャリアの場合、通常の料金プランを契約するとデータ容量は5GB程度に設定されています。
3大キャリアを解約して格安SIMに乗り換えると、簡単にデータ容量を超過して、速度制限がかかってしまうことが考えられます。
特にインターネット検索や動画を利用する機会が多い場合、速度が遅かったり、繋がらなかったりしてストレスが溜まるかもしれませんね・・。
また、ちょっとした注意点として、決済をする時にデータがフリーズしてしまい、二重決済になってしまったというケースもあります。(ちゃんと見直せば保証してもらえますが、利用履歴の確認って面倒なんですよね・・。)
3大キャリアを解約する前に、自分が毎月どの位のデータ容量を使用していたのか?
9.まとめ
3大キャリアのスマホを解約して、格安スマホに乗り換える場合。
NMP転出をした場合でも、手続き自体はそれほど難しくはないのですが・・。今までの利用状況に応じて、様々なメリット・デメリットが発生します。
仕事でスマホを使用する機会が多い人は、機能面も重視する必要がありますからね。
パッと見の料金プランの安さだけに釣られず、自分がどんなスマホの使い方をしているのか?
間違いのないように確認して、それに見合ったプランの格安SIMを選ぶ様にしましょう♪
何しろ、切り替えた後にやめておけばよかった・・。これが一番最悪のパターンですからね!