「116」の使い方!内容を詳しく解説します♪
1.謎の番号「116」の正体は?
2.引っ越しをする時は忘れずに!
3.NTT東日本「116」は4つのサービス
4.電話でのやり取りが苦手な人向け
5.故障については116じゃない?
6.まとめ
あまり馴染みのない「116」という番号ですが、これはどんなサービスが受けられる番号なのでしょうか?
1.謎の番号「116」の正体は?
「116」という番号は何でしょうか?これが電話番号であることは確かですよね?
「116」は、「110」や「119」のように局番を必要としない特殊な電話番号の仲間で、この番号に電話をかけるとNTT東日本につながります。
NTT東日本では様々なサービスを提供していますが、「116」はNTT東日本のサービスを利用中の方やこれからサービスを利用したい方が、電話を通して注文や相談、問い合わせする場所になります。
「116」はNTT東日本の総合受付窓口としての役割を持つ電話番号です。
受付時間はAM9:00〜PM17:00までとなっていますが、年末年始を除いた土日・祝日も営業しているので、利用をするのにそれほど困ることはありません。
なお、電話でのやり取りを録音される場合もありますので、そのことは念頭に置いておきましょう。
携帯電話からでも問い合わせは可能です。ただし、番号は長くなりまして「0120-116-000」と入力しなければなりません。また、NTT東日本のエリア以外では利用できませんので注意が必要です。
さらに海外からでも利用はできますが、「(滞在国の国際電話番号)-81-24-528-9226」と番号がより長くなる上に日本語のみでしか対応していません。
2.引っ越しをする時は忘れずに!
116を利用するケースで多いのが、引っ越しによる手続きの問い合わせです。
引っ越しをするのは家だけではなく、電話番号の引っ越し、すなわち電話回線の移転も必要となるからです。
電話番号の引っ越しには工事をしなければなりません。工事をすることで、新居で新たに電話が使えるようになります。電話工事は電話をいつから使えるようにして欲しいのか、希望日に合わせて工事をするため、予約制になっています。
引っ越しの予定日が決まっているのなら、116に電話をかけて電話回線移転の手続きを申し込みします。
その際に伝えなければならない情報があるので、あらかじめ準備をしておくとスムーズに手続きを進めることができます。
▼【準備しておくもの】
•現在使用中の電話番号
•電話番号の契約者の名義
•電話の設置場所である現在の住所と新住所
•工事の希望日
•工事費の支払い方法の選択(クレジットカード、口座振替、請求書の送付)
電話工事にかかる費用は引っ越し先の電話の設置場所や設備によって多少変わりますが、だいたい依頼者宅への訪問が不要の場合は2,000円ほどで、訪問が必要となる場合が10,000円ほどになります。消費税なども含めると、実際にはもう少し上乗せされると見ておきましょう。
電話番号は、そのまま同じ番号を使用する場合と、新しい番号に変更する場合があります。引っ越し先が同じ市区町村内であれば、同じ番号を使い続けることもできますので、引っ越ししたその日から使用することができます。
新住所での利用が始まると、旧住所での利用はできなくなります。引っ越し先が違う市区町村となると、新しい電話番号に変更することになります。申し込みの手続き中に、NTT東日本側から電話番号の候補をいくつか提示されるので、その中から選ぶことになります。
工事後、7日以内は新旧両方の電話番号の利用ができます。
また、前の電話番号にかけた時に、3ヶ月間まで新しい電話番号をアナウンスしてもらえるサービスがあります。これも手続き中にサービスの利用を希望することができますから、必要であれば申し込みしておくとよいですね。
NTT東日本エリア内であれば、引っ越し後も利用料金の請求方法は指定したものが継続されます。引っ越し先がエリア外の場合や、請求方法の変更を希望する場合は、先ずは問い合わせをしてNTT東日本からの指示を受けましょう。
NTTでは引っ越しの2週間前までに申し込みすることを推奨していますが、引っ越しのシーズンだと予約が取れにくい状況になってしまいます。1ヶ月前から申し込みはできるので、日にちが決まったら早めの申し込みをしておくのがよりベターです。
また、インターネットサービスを一緒に利用している場合も、工事に時間がかかるため、早めの申し込みが必須です。
3.NTT東日本「116」は4つのサービス
NTT東日本の総合受付窓口である「116」では次のようなサービスの利用ができます。
•利用料金の支払い方法の新規、変更の申し込み
利用料金の支払いにはVISAなどの各種クレジットカード、金融機関を利用する口座振替、コンビニなどで支払いをする請求書の送付があります。自動で引き落としのない請求書での支払いは、ついつい忘れがちになるので注意が必要です。
•プランの新規申し込み、変更など
NTT東日本の電話料金のプランには、FAXやインターネットサービスも含めて色々あります。
自分の利用スタイルに合わせて選べば、料金を安く抑えるといったお得に利用することもできます。どのプランがあっているのかわからない場合でも、相談をすればおすすめのプランを提案してもらえます。
•迷惑電話対策
しつこくかかってくる不要な電話に対して対抗策を講じることができます。
「ナンバー・ディスプレイ」
このサービスを利用すると、電話に出る前に相手の電話番号が表示されるようになります。
「ナンバー・リクエスト」
電話番号が非通知の相手に対して、通知をしてかけ直すように音声メッセージを流します。
「迷惑電話おことわりサービス」
迷惑電話をかけてきた相手の電話番号を登録しておくことで、以後同じ電話がかかってきた時におことわりの音声メッセージを自動で流します。
「二重番号サービス」
副電話番号を持つことで、メインにかかってくる電話番号に対して不在表示をさせるなど、状況に応じて使い分けることができます。
「電話番号の変更」
どうしても解決しない場合は、最終手段として現在使用中の電話番号の変更ができます。
•通信機器のサービス
無線LANの使用やタブレットなどの端末機の利用について、各種サービスの申し込みや問い合わせの受付ができます。また、耳が不自由な方や身体に障害がある方でも、無理なく電話が利用しやすい福祉電話があります。
FAXを使用する時に必要な紙やインクの補充など、消耗品の注文も受け付けています。取り扱う商品は全て送料無料で、当日発送も可能です。
4.電話でのやり取りが苦手な人向け
NTT東日本のサービスを利用するのに「116」は便利な電話サービスではありますが、シーズンや時間帯によっては電話がつながりにくいこともあります。
何度もかけ直すのはイライラしてしまう面もありますし、そもそも電話が苦手な方も少なくありません。このような場合におすすめなのがサイトの利用です。
NTT東日本のポータルサイト「Web116.jp」では、個人向けに色々なサービスを提供しています。
116で利用できるサービスは全てこちらでも対応しており、サービスの利用にあたっては重要な情報のやり取りをする必要があるので、サイトを利用する方が聞き間違いや、聞き忘れの防止にもつながります。
サービスの申し込みには必要事項を入力すればよいので、電話口で上手く伝えられるかと心配する必要もありません。ネットなのでいつでも利用することができますし、時間帯を気にすることなく申し込みしやすいメリットがあります。
また、サイトならではのオンラインショップの利用や、サポート情報が提供されるなど、利便性を増しています。
5.故障については116じゃない?
色々利用ができることを紹介してきた「116」ですが、この番号は決して万能というわけではないのです。
例えば電話がつながらないといった故障関連については受付窓口は116ではなく、「113」で取り扱っています。
113の利用方法は116と同じで局番を必要とせず、そのまま番号をかけるだけで利用できます。故障対象の電話以外で連絡をしなければなりませんが、通話可能な電話が他にあるか、近くに公衆電話があれば、そこから電話することになります。
携帯電話を所持していれば、その場で連絡が取れるのでもっと簡単です。「0120-444-113」で受け付けています。
受付時間外でも録音受付システムで対応をしていますので大丈夫です。
6.まとめ
意外と利用シーンの多い116ですが、特に固定電話を利用されている方であれば、「116」の利用方法を覚えておいて損はありません!