NTT固定電話の解約方法!一時中断?利用休止?手順を教えます♪
1.NTTの電話を解約したいとき
2.解約と一時中断はどう違う?
3.一時中断と似ている「利用休止」とは?
4.NTT固定電話のメリット・デメリット
5.まとめ
進学・就職の季節は、毎月必要になる「固定費」を見直すチャンスです!
NTTなどで契約している「固定電話」を解約をしたいと思うことってありませんか?
ちょっとでも暮らしに役立つ♪節約のヒントをご紹介します!
1.NTTの電話を解約したいとき
何となく固定電話に入っているけれど、実際あまり使っていない。
そんな時には解約を考えるのもひとつの手段です。
NTTの固定電話を解約するだけで、毎月の基本料金を節約することができますからね♪
浮いたお金を食費やスマホ代、貯蓄に回すこともできそうです。
NTTの固定電話を解約するときは、手元にNTTから送られてきた「お客さま情報」の明細書を用意しておきましょう。
▼【NTTの固定電話を解約する方法】
NTTの固定電話を解約する場合。局番なしの「116」に電話をすれば良いのですが、少し事前準備が必要です!
まずは、NTTから毎月送られてくる紙の請求書を準備しましょう。
もし請求書が見当たらないときは、支払いに使っているクレジットカードもしくは口座振替に使っている銀行のカードでも解約のステップに移ることができます。
請求書やクレジットカード・銀行のカードがいずれも無い場合は「固定電話の番号と住所」でも解約の連絡をおこなうことは可能です。
ただしこの場合、本人確認のためNTTから再度確認の連絡が入ることがあるようです。
少々面倒になってしまうため、可能であれば紙の請求書・クレジットカードの番号など、本人と分かる書類を手元に用意して解約手続きに入るのがおすすめです。
NTTの固定電話を解約する事前準備はこれで大丈夫です。
事前の準備が整ったら局番なしの「116」に電話して、解約の手続きをおこないましょう。
ただし、「116」は固定電話からのみ電話可能で、一般的なスマホや携帯電話からでは繋がらないこともあります。
そんなときは「0120-116-000」へ電話しましょう!フリーダイヤルなので料金が発生する心配もありません。
海外からかけたいときは、滞在している国の番号を押したうえで、「8124-528-9226」に電話します。
もちろん「NTT公式ホームページ」からも、解約の手続きを済ませることができます。
NTT公式ホームページにあるフォーマットに従って、名前や住所・連絡先を入力していけば良いので操作も簡単です。
2.解約と一時中断はどう違う?
NTTの固定電話を解約するとき「一時中断」という、もうひとつの方法を取る場合もあります。
一時中断とはその名のとおり、いったんNTTの固定電話利用をストップするという手続きです。
いざ解約するとなると、それまで使用していた電話番号を再び使うことはできません。
しかし、一時中断の手段を取れば「同じ電話番号の権利を、これから先もキープできる」というメリットがあります。
固定電話を使うときには「NTTから電話を使うための新規加入権を買い取る」ステップが必要です。
一時中断の手続きをおこなうと「通話はしないけれども、加入権は持っている状態」が続くため、最低限の出費だけでいまある電話を維持することができます。
・海外留学で一時的に日本を離れなくてはならないとき
・勤めている会社の転勤で数年間海外へいくとき
・実家の母の看病や見舞いのため数カ月自宅を不在にする場合など
「使用中止」の手続きが有効になることもあります。
使用中止をしたいときは116に電話して、報告をおこないます。無料に思える使用中止ですが、実はいくらかの支払いも必要になるため注意も必要です。
使用中止をおこなうための工事費としては2,000円から1万円の費用が必要になります。
使用を再開するときも、同じく工事量の名目で2,000円から1万円の費用が請求されるので、確実に費用が掛かるということを覚えておきましょう。
ちなみに2,000円から1万円と大きく幅があるのは、使用していた年数や使用状況に応じて料金がかわってくるからです。
離島など遠隔地に離れている方は、やや料金が高くなる傾向にあります。
参照元:休止・解約・復活 | よくあるご質問(Q&A)|Web116.jp|NTT東日本
参照元:電話の休止・解約 – Web116
3.一時中断と似ている「利用休止」とは?
NTTの電話には「解約」と「一時中断」、そして「利用休止」があります。
利用休止と一時中断は似ているように思えるのですが、若干の違いもあります。
一時中断は「加入権はそのまま維持し、電話番号はそのまま」という嬉しい特典があります。
しかし、利用休止の場合は「加入権は最大10年まで、電話番号はかわる」という特徴があります。
つまり一時中断の方がランクが上で、利用休止の方がランクが下と言える様なサービスになっています。
ただし嬉しいメリットもあり「利用休止の措置をとると、電話を止めるための工事が2,000円で済む」というオマケも付いてきます。
電話番号が変わらない一時中断の場合、止めるための工事費が2,000円~1万円と少々幅があります。
最大で8千円ほどの料金の差が出てしまうため「電話番号は変わってもいい、安さを優先させたい」と思うときは、利用休止の選択を考えてみましょう。
利用休止は、せっかく手に入れた加入権だけは手放したくないときにオススメです。
NTTの電話加入権を取得するためには、40,000円近いお金がかかります。
10年以内に固定電話を使う可能性の方が高いときは、電話加入権を捨ててしまわないためにも「利用休止」の申し出をおこなっておく方が賢明といえるでしょう。
利用休止を一度おこなうと、こちらから再開の申し出をおこなわない限り最大10年間権利が続きます。
10年を超えると、自動的に電話加入権が消滅してしまいます。この点は注意点として覚えておきましょう。
4.NTT固定電話のメリット・デメリット
解約する前に知っておきたいのが、固定電話のメリットです。
一度解約するとあとで「しまった、残しておけば良かった」と後悔してもその権利を復活させることはできません。
固定電話を持っていることのメリットをいま一度よく考えておきましょう。
▼【①・信用力があがる】
住宅ローンの申し込みや、学校に提出する書類・区役所や銀行に提出する書類にはもれなく「固定電話の番号を記入するスペース」があります。
もちろんスマホや携帯の番号を書いても問題ないのですが、やはりスマホの番号を書くより、固定電話の番号を書いておく方が信頼度も上がります。
固定電話をひいているということは、それなりの生活をしている人という目でもらえるメリットもあります。
住宅ローンの審査やURの住宅に入るための審査・キャッシングの申し込みに、より有利にはたらくこともあります。
▼【②・災害時に強い】
東日本大震災や熊本地震のときには、一時的にスマホの回線がヒートアップし繋がりにくい状態になったそうです。
一方で回線が強くタフな固定電話は、大地震などの災害時でもつながりやすい・かけやすいというメリットがあります。
遠くに離れている親族や実家の両親と、非常時や災害時にスムーズにやり取りすることができるためのライフラインとして。
「固定電話はまさかのときに備えて持っている」と自負する人もいるくらいです。
何がこの先起こるか分からない日本の世の中、まさかのときに準備しておくことも必要かもしれませんね。
▼【③・ファックスが使える】
固定電話の加入権があると、もれなくファックスを利用することもできます。
いまの時代メールやインターネットが充実しているため、ファックスを活用している方は少なくなっていますが・・。
それでも自宅で仕事をしている人・お年寄りなどは、インターネットよりファックスの方が便利なケースもあります。
通話ばかりに気を取られて、解約時にファックスが使えなくなったということのないように!気をつけましょう。
▼【④・毎月の固定電話の料金が負担になる】
こちらはデメリットですが、やはり使わない固定電話回線を使い続けていると「毎月の固定費だけでも、かなりのロスになる」ことがあります。
少しでも毎月の電話代を減らしたいとき、無駄を省きたいときにはやはり固定電話の解約は踏み切っても良い問題ですね。
日常的に使わない電話の回線を切ることで、より生活が豊かになることもあります。
5.まとめ
NTTの固定電話を解約したいときの、具体的な方法をご紹介しました!
一番簡単な方法は116に電話することだと言えます。
そして、解約前には必ずメリットとデメリットを理解して、解約や一時休止のステップを進めるようにしましょう。
参照元:お問い合わせ | NTT東日本
参照元:NTT西日本|電話のご案内公式|ご不要になったとき|利用休止・一時中断・解約