プロバイダの解約方法を教えます!~NTT・フレッツ光~
1.フレッツ光を解約する方法と手順
2.NTT・プロバイダの解約金について
3.解約時に損をしない方法
4.プロバイダを乗り換えた後すぐに回線は使える?
5.まとめ
家庭内でインターネットを使う場合、必要になってくるのがプロバイダとの契約ですね!
引っ越しなどの条件変更で、プロバイダとの契約を解約するにはどうしたら良いのでしょうか?
1.フレッツ光を解約する方法と手順
フレッツ光を利用している人のほとんどは、NTTとプロバイダ契約をしていますね!
そのため「NTT」と「プロバイダ」両方に解約手続きを申請する必要があります。
▼【①・必ずプロバイダの方を先に解約しましょう。】
これはなぜかというと・・。プロバイダの運営会社によってはWeb上でしか解約申請ができない場合があるので、先にNTTから解約してしまうとその時点でインターネットが使えなくなり、プロバイダの解約ができなくなるからです。
「OCN」や「Yahoo!BB」などホームページ上で解約に進むページがありますので、その手順に従って解約を進めていきます。
サイトによっては解約ページを見つけるまでに、大変な場合があります。各社できるだけ多くのユーザーに使い続けて欲しいので、そう簡単には解約できないようになっているのかもしれません。
またプロバイダからメールアドレスを提供されている場合は、それまで使用していたアドレスが使えなくなる場合があります。
事前に周りにメール変更の旨をお知らせするか、プロバイダによっては最低料金でそのままアドレスを使用できるサービスがあるので利用するのも良いでしょう。
▼【②・プロバイダの解約手順が済んだら、次はNTTに連絡しましょう。】
NTTへの連絡は電話での連絡になります。連絡先はフリーダイヤル(0120ー116-116)となっています。
電話をすると音声ガイダンスが流れますので、内容に従ってプッシュボタンを押し、解約申請を行いましょう。
電話の受付時間は「午前9時から午後5時(年中無休)」となっています。
解約手続きはオペレーターによって行われるのですが、NTTの電話はつながりにくいことで有名です。
色々な問い合わせが一気にかかってくる電話番号なので、時間に余裕がない場合はかけ直した方が賢明です。
オペレーターからお客様番号を聞かれる場面があるので、請求書などを手元に用意しておきましょう。
解約月の月額料金は日割りになる場合があります。解約をもってネットが使えなくなるので、プロバイダとの契約完了時期を考慮した上で希望日を伝えましょう。
▼【③・住んでいる物件によっては撤去工事が必要な場合があります。】
NTTに連絡をした時点で撤去工事について説明がありますので、工事立会いなどの確認を行ってください。
工事がない場合は、レンタルしていた機器を返却する必要があります。返送用キットが送られてくるので、自宅で梱包をして所定の住所に発送手続きを行いましょう。
集合住宅によっては現状復帰を要求される場合があります。その際の工事費は自己負担になる可能性がありますので時前に確認が必要です。
▼【④・契約内容によっては解約金がかかる可能性があります。】
この解約金はキャンペーン利用の有無によって、「NTT」と「プロバイダ」両方に支払わなければならない場合があります。
NTT東日本と西日本ではそれぞれ解約金の内容が違います。それぞれ例に挙げていきましょう。
2.NTT・プロバイダの解約金について
*NTT東日本の解約金*
初期工事費18000円ほどを、初回3000円、月々500円の分割払いで入会できるというキャンペーンを行っている時があります。
この場合は30ヶ月以内に解約すると、残っている工事費の差額を一括で請求されます。
フレッツ光を2年間継続利用することを条件に支払っている場合に、「2ねん割」が適用になるので、2年以内に解約した場合は違約金が発生します。2年後に契約が自動更新になるので注意が必要です。
*NTT西日本の解約金*
初期工事費に関しては東日本と同じような仕組みです。戸建てタイプとマンションタイプによって値段は違いますが、16ヶ月から26ヶ月以内に解約した場合に請求される時があります。
「どーんと割」や「光もっともっと割」というサービスがあり、いずれも2年間の縛りでキャンペーンを行っています。
2年以内に途中解約をすると解約金が発生し、何もしないと契約が自動更新になるので、2年経過していても請求がある場合があるので、解約のタイミングを十分考慮しましょう。
*プロバイダの解約金*
プロバイダーも会社によって解約金に差があります。
契約期間の最低要件によって、5000円前後の違約金が発生します。違約金が一切かからない会社もあるので、入会の際の選ぶ判断基準の1つにしてもよいかもしれません。
3.解約時に損をしない方法
1・始めからキャンペーンを利用しない
違約金のほとんどはキャンペーンに入会することによって起こります。プロバイダを変更する可能性が高い時は、最初からキャンペーン適用外で入会するのも方法でしょう。
2・更新月のタイミングで解約する
入会契約書を確認して、解約金が発生しないタイミングを把握しておきましょう。自動更新にも注意が必要です。
3・フレッツ光を継続利用する
解約ではなく「転居手続き」を行うことで、解約金が無料になります。この場合、移転手続きもNTTとプロバイダ、両方に連絡をしましょう。転居工事費用は西日本は無料ですが、東日本は7500円~9000円かかります。
4・キャッシュバックのある会社に乗り換えをする
解約金は支払わなくてはいけませんが、次に乗り換える会社からそれ相応のキャッシュバックを狙うという方法もあります。会社のキャンペーンよっては5万円のキャッシュバックがもらえることがあるので、それらのサービスを上手に利用していきましょう。
5・モバイルWi-Fiルーターを利用する
生活上、転居が多い場合は開通工事が不要な「モバイルWi-Fiルーター」がおすすめです。対応するエリアであれば、どこでもインターネットに接続できるモバイル通信機器です。
月額料金は4600円前後と比較的低価格で利用することができます。 固定回線に比べ、通信速度が安定していない点はありますが、いちいち開通工事の手間や手続きが必要ないのでとても楽です。
4.プロバイダを乗り換えた後すぐに回線は使える?
これは、回線自体を取り替えるかプロバイダだを乗り換えるかで違いが出てきます。
回線を乗り換えると工事が必ず必要になります。それまで使っていたネットの配線や機器を取り外し、新しい機器を取り付け配線をするという手順です。
さらに自分で新しい ID とパスワードを打ち込んだりする作業も発生します。この一連の流れがスムーズに進めばいいですが、タイミングによっては日にちをまたいでしまうこともあるでしょう。
よってインターネット回線が途絶えてしまう時があることを事前に考慮しておいた方が良いです。
一方プロバイダの乗り換えだけの場合は、工事が必要ないので事務手続きだけで作業が完了します。送られてきた新しい ID とパスワードを設定するだけで、すぐにインターネットを使用することができます。
ただし一つ注意が必要なのは、前のプロバイダの解約日と、新しいプロバイダの契約日の間に日が空いてしまう時です。
この場合はプロバイダの乗り換えだけでもインターネットを使えない日ができてしまうので、タイムロスができるだけ発生しないような手続きを行いましょう。
5.まとめ
プロバイダの解約について代表的なフレッツ光を例に挙げて説明してみました。
今はスマホもあるので、インターネットが使えない空白の期間についてはさほど困らないかもしれません。
アドレスの変更や、違約金、回線工事などは非常に手間で、場合によっては損をしてしまうこともあるので、入会の時から今後の生活環境を十分考慮した上で検討することを、オススメいたします。