MNPのサービス内容は?ドコモで利用する3つの方法!
1.MNPとはいったい何なのか?
2.MNPを利用するメリット
3.ドコモでMNP予約番号を取得する方法
4.電話で取得する方法
5.WEBから取得する方法
6.ドコモショップで取得する方法
7.MNP予約番号の有効期限
8.まとめ
最近よく耳にする「MNP」はどんなサービスかご存知ですか?
ドコモから予約番号を取得する方法。「MNP」を利用するメリットをご紹介します!
1.MNPとはいったい何なのか?
「MNP」とは「Mobile Number Portability」(モバイル・ナンバー・ポータビリティー)の頭文字を取った言葉で、簡単に説明すると現在の電話番号を変えることなく他社の携帯電話会社に乗り換えることです。
一般的の携帯電話を変えるときは機種変更をイメージしますが、これは電話番号が同じというだけでなく携帯電話会社も同じで、端末のみを他のものに変えることです。
それに対してMNPは他社への乗り換えを意味するので、ドコモを始めとする携帯電話会社からしてみると、新しい顧客を増やしてライバル会社の顧客を減らせるとあって、力を入れているサービスでもあります。
そのため各キャリアではMNPに対してとても手厚いサービスを提供しています。
つまり数多くの特典を用意してくれていて、過去には数万円のキャッシュバックを実施しているキャリアもありました。ただし過激なサービスに関しては総務省から注意を受けたため、現在ではそこまでのキャンペーンはなくなりました。
しかし過激なキャッシュバックこそなくなりましたが、それでも先ほどお伝えした通り、各キャリアが力を入れていることには変わりありません。
表向きは大々的な広告はしていなくても、以前と変わらないほどの現金還元や特典を用意しているショップは存在しています。
2.MNPを利用するメリット
携帯電話に詳しくない人でも聞いたことがあるかもしれませんが、実際に何がお得なのか分からないという人は多いでしょう。
私自身もMNPという言葉こそ耳にしたことがあったが、最近までどのようなサービスか分かりませんでした。
それでは、MNPのメリットは何なのかというと、まず機種変更するよりもMNPの方がメリットはあるということです。例えばドコモなどのキャリアでは端末に応じた割引があって、MNPの方が負担額は軽くなります。
ドコモなら月々サポートという名称で割引を行っていて、ソフトバンクなら月月割。auなら毎月割というサービスを行っています。
これらの割引は機種変更するよりもお得となっていて、ソフトバンクを例にすると本体価格の支払いが1ヶ月3,666円だとすると機種変更は割引が-2,805円で負担額は月々855円。
それに対してMNPだと同じ本体価格でも割引額は-3,210円で負担額は月々450円と半額まで下がっています。
キャンペーンに関してもガラケーから乗り換えをする場合や、古い端末を下取りすることで月額料金が安くなるものがあります。
ドコモだと「シニアはじめてスマホ割」を。auなら「スマホはじめる割」や「下取りプログラム」などを提供しています。ただしキャリアが提供しているキャンペーンは機種変更と大差がなく、実はMNPを使う最大のメリットは販売ショップによる特典です。
販売ショップの中でもキャリア公式ショップではなく、キャリアと契約している代理店ではMNP限定でキャッシュバックや一括0円などの特典を提供しています。
このキャンペーンの内容は各代理店によって異なるので、MNPを利用するなら代理店を利用した方がお得です。
3.ドコモでMNP予約番号を取得する方法
MNPを使って他社へ乗り換える場合は、現在使っているキャリアでMNP予約番号というものを発行してもらう必要があります。
ドコモで取得する方法としては主に3つあって、1つ目は電話で取得する方法、2つ目はWEBで所得する方法、最後の3つ目がドコモショップで所得する方法です。
準備するものは電話番号と暗証番号、WEBを使う場合はdアカウントが。ショップを利用するなら身分証明書が必要です。
この3つの特徴を見ていくと、電話なら自宅に居ながら取得が可能だし、何よりMydocomoのIDやパスワード、ネットワーク暗証番号を忘れても取得できます。
WEBの場合はdアカウントが必要ですが、それがあるならショップ店員やオペレーターと会話しなくても手続きを行えます。
最後のドコモショップは最も確実に取得できる方法だが、わざわざ店頭に足を運ぶ必要があり、混雑していると待たされる可能性があります。
4.電話で取得する方法
電話で取得するには、まずドコモのインフォメーションセンターに連絡してください。
ドコモ携帯からは「151」へ。ドコモ以外の電話なら「0120-800-000」へダイヤルします。
電話をすると音声ガイダンスが流れるため指示に従い「4」を。さらに指示があるので番号ポータビリティのお手続き「2」を押します。するとオペレーターに繋がるため、そこでMNP予約番号の発行をお願いすれば、契約情報を聞かれるので伝えてください。
暗証番号などを覚えていれば早いですが、忘れている場合は契約した住所や電話番号など、本人確認ができる情報を尋ねられるので、それに答えればOKです。
5.WEBから取得する方法
WEBから取得するには、ドコモユーザー専用のポータルサイト「Mydocomo」にアクセスする必要があります。
パソコンからMydocomoにアクセスしたら、dアカウントを入力してログイン。最初の画面で「住所は契約内容の変更手続きがしたい」をクリックしてください。
「ドコモオンライン手続き」画面に進むので、その画面で「携帯電話ポータビリティ予約」をクリックしてください。次の画面では一気に下までスクロールして、「解約お手続き」のボタンを押します。
そうすると注意事項が3ページ続くので、1ページ目で「上記注意事項を確認しました」にチェックしましょう。
2ページ目でMNPを利用する際の手数料や解約金の有無について注意事項が書かれているのでよく読んで、問題なければ「上記注意事項を確認しました」にチェックを入れます。
3ページ目も注意事項が表示されるので目を通してOKなら「上記注意事項を確認しました」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
最後にMNP予約番号の送付先を選択して「次へ」をクリック。手続きの内容をチェックして問題なければ「完了」を押して終了です。
入力したメールアドレスに送付されているはずなので確認してみてください。
6.ドコモショップで取得する方法
ドコモショップで取得する方法に関しては電話番号や暗証番号、身分証明書などが用意できていれば、すぐに店頭に向かってスタッフにMNP予約番号を取得したい旨を伝えれば、後はスタッフの方が案内してくれるので指示に従えば取得が簡単にできます。
ただし店舗に出向くと曜日や時間帯によって混雑していて、長時間待たされる可能性もあるので、時間に余裕を持って行く必要があります。
最も空いている時間は平日の午前中で、この時間ならほとんど待たされる心配はありません。反対に土日祝日の午後は最も混む時間帯なので避けた方が無難でしょう。
7.MNP予約番号の有効期限
ドコモでMNP予約番号を発行してもらってから新たな契約先に届けることで、現在利用している携帯電話の番号を変えることなく、他社への乗り換えができます。
ただしMNP予約番号を取得すれば、いつ乗り換えの契約をしても良い訳ではなく、発行してから15日という有効期限があるので、それまでに契約手続きを進める必要があります。
それでは有効期限を過ぎてしまうと、どうなるのかについてですが、万が一有効期限が過ぎてしまっても新たに取得してもらえば再び発行してくれます。
またMNP予約番号を発行しただけなら現在利用している携帯電話会社を解約したことにならないので心配無用です。新しい契約先で使った時点で契約解除となります。
8.まとめ
MNPには様々なメリットが存在していて、機種変更よりも手厚いサービスが受けられます。
またドコモで手続きをするには3つの方法があって、簡単な手続きで予約番号が取得できます。