ぷららの解約と退会方法!2つサービスの違いは?
1.ぷららの「解約」と「退会」の違い
2.ぷらら退会で違約金は発生する?
3.退会方法(1)ぷららダイヤルで手続き
4.退会方法(2)ぷららのWEBサイト
5.ぷらら退会手続き時の注意点
6.まとめ
「ぷらら」は、株式会社NTTぷららが運営するインターネットプロバイダのことです。
国内大手の人気プロバイダなので、利用している人も多いサービスですね♪
ぷららの利用を止める場合、「解約」と「退会」の2種類が選択できますが、どちらの方法を選ぶかによって手続き後の状況が変わります。
ぷららの「解約」と「退会」の違い、正しい退会方法をご紹介します!
1.ぷららの「解約」と「退会」の違い
ぷららを利用する前には必ず会員登録をしますが、サービスを止める場合は「解約」または「退会」という手続きが必要になります。
私たちの中では「解約」も「退会」も同じ「止める・終了する」という意味で使用しています。
サービスを提供する側(サイト運営業者など)も、解約という言葉を使用するところもあれば、退会という言葉を使っているところもあります。
一般的には、どちらも同じ「会員契約を終了してサービスを停止する」という意味合いとなっていますね。
ところが、ぷららの場合は「解約」と「退会」に違う意味合いを持たせており、手続き後の状態にもそれぞれ違いがあります。
▼【ぷららの「解約」とは?】
ぷららを解約するということは、「契約サービスの停止」を意味しており、ぷらら会員はそのまま継続された状態となっています。
そのため、解約手続き後は基本料が月額無料のコース「ぷららライト」へと変更されるシステムになっています。
月額料金が無料なので、全く利用しなくても料金は発生しませんが、家の電話回線を利用したり、インターネットに接続すると料金が発生します。
例えば、電話を利用した場合には8.64円/分かかります。
また、利用中の契約内容を解約してプランを変更する場合、プランによっては解約金が発生することもあります。
解約であれば、ぷらら会員は継続中となっているため、契約コースの変更手続きを行えば再びぷららのサービスを利用することができます。
▼【ぷららの「退会」とは?】
ぷららを退会するということは、「ぷらら会員の契約を解除する」という意味になります。
つまり、「退会」を選択することで、ぷらら会員のユーザーIDは失効となり、登録したメールアドレスが削除されるので、ぷららのサービスを全く利用できなくなります。
従って、再びぷららを利用する場合には、旧会員時のメールアドレスは利用できません。
再度契約する場合、新しいメールアドレスで新規会員登録をする必要があります。
また、退会の場合は、契約中のプランによって違約金が発生することもあるので注意が必要です。
このように、ぷららでは「解約」と「退会」の手続き内容に大きな違いがあり、全てのサービスを終了させたい時には「退会手続き」を選ぶことになります。
2.ぷらら退会で違約金は発生する?
違約金が発生する条件としては、契約日から一定期間の利用(最低利用期間)を条件としてプロバイダ契約をしている場合。
その契約条件に反したときに(最低利用期間が過ぎる前に退会手続きを行う等)違約金を支払うことがほとんどです。
他社プロバイダでは最低利用期間を設定しているところが多くあります。
しかし、ぷららでは最低利用期間を設定していないため、違約金が発生することはなく、いつでも退会することができます。
しかし、利用プランによっては違約金が発生する場合があります。
例えば、「ぷらら光」と「ひかりTV」をセットにしたお得プランの「ひかりTVセット割」が該当します。
「ひかりTVセット割」は月額料金制度になっていますが、「2年割」と「セット割」を組み合わせることで月額1,000円ほどお得に利用できるようになります。
「2年割」とは、ひかりTVの割引適用開始月から2年間継続利用することを条件に、ひかりTVの利用料金が通常価格から値引きされるサービスです。
また、「セット割」とは、ひかりTVのプランとぷらら光をセットで利用することによって適用される値引きサービスです。
この「セット割」を利用することで、ひかりTVとぷらら光の利用料金が安くなります。
つまり、「2年割」と「セット割」を同時に利用することで、通常料金よりお得になり、この値引きサービスは24か月(2年間)続くことになります。
違約金に関しては、ぷらら光とひかりTVとのセット割においては、ぷららを退会して光プランを解約しても、割引はなくなりますが違約金は発生することはありません。
ただし、2年割においては24か月の継続利用が契約条件となっていま。
24か月を過ぎる前にプランを変更して契約条件を満たさなくなった場合。9,720円(税込)の違約金が発生することになります。
そのため、ぷらら光とひかりTVの両方をセットで契約している人は、ぷららを退会する前に利用期間を確認しておきましょう。
3.ぷららの退会方法(1)ぷららダイヤルで手続き
ぷららの退会手続きは、電話(ぷららダイヤル)から申し込むことができます。
通話料無料(ひかり電話の場合)の「009192-33」に電話をかけることで、オペレーターに繋がるので退会手続きを進めましょう。
▼【電話での退会手続きで必要なもの】
「ぷららのユーザーID」と「お客さま番号」を聞かれるので、事前に手元に用意しておきましょう。
また、退会する理由を聞かれるので、理由もきちんと答えられるようにしておくと慌てずに済みますよ♪
▼【申し込み可能時間】
10:00~19:00までが営業時間となっており、年中無休で利用できます。
▼【退会申し込み期限】
退会の申し込みは、毎月20日までに行うようにしましょう。
また、ぷららに入会した月や無料サービス・割引サービスを受けている期間、プランの変更を行った月に退会することはできません。
4.ぷらら退会方法(2)ぷららのWEBサイトから
電話で退会する場合。年中無休で利用することができますが、営業時間が決まっているので、どうしても利用できない人もいるかと思います。
そのため、ぷららでは公式WEBサイトからでも退会手続きが行えるようになっています。
1.ぷららの公式WEBサイトにアクセスし、TOP画面の「サポート」を選択します。
2.一番下までスクロールし、「サポート」の項目から「ぷららQ&A」を選択します。
3.ぷららQ&Aページの「手続き」の上から2番目にある「退会」を選択します。すると、退会に関する様々な質問が表示されるので、「退会したい」という質問をクリックします。
4.「退会したい」という質問に対する回答が表示されるので、「退会について」を選択して、「退会手続き」ページに移動します。
5.電話とWEBサイトの2つの選択肢があるので、「WEB」を選ぶことで「ぷらら退会受付フォーム」が表示されます。
6.注意事項が表示されるので、全てのチェックボックスを選択してチェックを入れて、お客様情報を入力します。
7.お客様情報では、お客様番号またはユーザーID・契約者名・メールアドレス(連絡用)・ぷららメールアドレス・生年月日・郵便番号・住所・契約電話番号・連絡先電話番号・退会理由を入力します。
そして、プライバシーポリシーを確認して「個人情報の取り扱いについて同意する」にチェックを入れて「確認画面へ」を選択します。
8.入力内容を確認して送信することで、ぷららの退会受付が完了となります。
5.ぷらら退会手続き時の注意点
ぷららの退会手続きを完了したことで退会が完了したと思いがちですが、ぷららでは退会日は月の末日と決まっています。
そのため、電話やWEBで手続きを行ってもそれは退会受付であり、退会完了となってはいないので注意が必要です。
また、退会申請月の利用料金は日割り計算されることはないので、月の初めに退会手続きを行っても、月の下旬に手続きを行っても同じ利用料金を支払うことになります。
そのため、ぷららの退会手続きを行う場合には、毎月20日頃に行うことをおすすめします。
6.まとめ
ぷららでは、ぷらら会員を終了して全てのサービスを利用不可にする「退会」と、会員は継続させてサービスのみを停止させる「解約」の2種類があります。
完全にぷららの利用を止める場合は「退会」手続きを行うことになります。
ぷららには、最低利用期間が設けられてないのでいつでも退会手続きを行えますが、退会日は末日と決まっているので、毎月20日頃に退会手続きすると無駄がありませんよ♪