MNP予約番号の取得方法を教えます!【電話・WEB・店頭編】
1.そもそも「MNP」って何?
2.「MNP予約番号」とは?
3.電話でMNP予約番号を取得する方法
4.WEBでMNP予約番号を取得する方法
5.店頭でMNP予約番号を取得する方法
6.まとめ
利用中の携帯電話会社から他社へ乗り換えをするとき、同じ電話番号で乗り換えたいという人は多いですよね!
実際に「MNP予約番号」を取得して乗り換える人は多いんです。
「MNP予約番号」の特徴と「MNP予約番号の取得方法」を詳しくご紹介します!
1.そもそも「MNP」って何?
「MNP」という言葉はよく聞くけれど、深い意味は良く分からないという人も多いのではないでしょうか?
「MNP」とは携帯電話ポータビリティのことで、「Mobile Number Portability」の略です。
携帯電話ポータビリティとは、現在利用中の携帯電話会社から他社の製品に変更する際、これまで使ってきた電話番号を他社製品でも使用することができるサービスをいいます。
私たちは、様々な契約をする際に個人情報として電話番号を記載することが多いですが、最近はより連絡が取りやすい携帯電話番号も記載するようになっています。
もしも、他社に乗り換えた時に携帯番号も変えてしまうと、これまで契約してきたサービスの個人情報を全て変更しなくていけなくなります。
しかし、MNP乗り換えを行えば、携帯電話会社や端末は変わっても電話番号はこれまでと変わらないので、面倒な変更手続きも行わなくて済みます。
また、新しい電話番号になることで再び番号を覚えなくてはいけなくなり、時には以前の番号と混同してしまう可能性もあります。
MNP乗り換えをすれば、このようなこともないのでスムーズな利用ができますね。
2.MNP予約番号とは?
現在利用中の携帯電話会社から他社へMNP乗り換えをする場合、現在利用中の携帯電話会社で「MNP予約番号」を取得しておく必要があります。
このMNP予約番号とは、変更先の携帯電話会社へと提出することで、電話番号を変えなくても利用できるように手続きを行ってもらう受付番号のようなものです。
そういった理由があるので、MNP予約番号と電話番号とは全く別のものです。
MNP予約番号には有効期限があり、発行日から起算して15日間となります。そのため、15日を過ぎてしまうとその番号は無効となってしまうので注意が必要です。
しかし、有効期限が過ぎてしまってももう一度取得手続きを行えば再発行してもらうことができ、その際に手数料が掛かることもありません。
MNP予約番号を取得すれば、利用中の携帯電話会社との契約が解除された(解約できた)と勘違いしがちですが、予約番号を取得しただけでは解約扱いにはなりません。
変更先の携帯電話会社で契約を結んだ時点で、今までの携帯電話会社との解約が完了となります。MNP予約番号を取得したらなるべく早めに乗り換え手続きを行うことをおすすめします。
それでは、ここからはMNP予約番号の取得方法について、大手携帯電話会社のうち「docomo」での手続きをご紹介します!
3.「電話」でMNP予約番号を取得する方法
docomoでは、「電話・WEBサイト・docomoショップ」の3つからMNP予約番号の取得が可能です。
▼【電話から「MNP予約番号」を取得する方法】
docomoのインフォメーションセンターから手続きを行うことができます。
docomoの携帯電話から行う場合には「局番なしの151」へ、一般電話から行う場合には「0120-800-000」へ掛けましょう。
携帯電話・一般電話のどちらからかけても通話料は無料なので、安心して利用することができます。どちらも年中無休で、受付時間は午前9時~午後8時となっています。では、MNP予約番号の取得方法を見ていきましょう。
1.一般電話またはdocomo以外の携帯電話は(0120-800-000)へ、docomoの携帯電話は(151)へダイヤルします。すると、音声ガイダンスに切り替わるので、その指示に従って進めていきます。
2.音声ガイダンスを聞き、「4」をプッシュします。
3.次に、「2」をプッシュして「番号ポータビリティのお手続き」を選択します。ここからは、オペレーターの指示で進めていきます。
4.オペレーターに「MNP予約番号を取得したい」旨を伝えます。
5.契約者の本人確認を行うため、個人情報(氏名・住所・端末の機種・電話番号など)を聞かれます。また、その時に暗証番号を聞かれるため、あらかじめ暗証番号を控えておくとスムーズに手続きが行えます。もしも、暗証番号を忘れてしまった場合にはオペレーターに伝えることで、個人情報(氏名・住所・端末の機種・電話番号など)から本人確認を行ってくれます。
6.どこの携帯電話会社に乗り換えるのかを質問されることがありますが、その時は正直に答えて大丈夫です。
また、MNP予約番号を取得するということは解約につながることであるため、解約理由も聞かれる場合があります。ですので、あらかじめ解約理由をメモにまとめておくと良いでしょう。
7.本人確認が完了すると、オペレーターからMNP転出に関する注意事項や説明が行われます。そこでは、解約金や手続きに係る費用、MNP予約番号の有効期限などが説明されます。
この内容を了承することで、電話からのMNP予約番号取得手続きは完了となります。予約番号は、SMS(ショートメール)などに送信してもらえるのですぐに取得することができます。
インフォメーションセンターからの手続きは通話料も掛りませんし、オペレーターの質問に答えていれば良く、10分弱で終了するのでおすすめです。
4.「WEB」でMNP予約番号を取得する方法
docomoの会員専用ページ「MY docomo」からでもMNP予約番号の取得が可能です。
利用可能時間は、午前9時~午後9時30分です。以前は24時間利用可能でしたが、現在は時間が決まっているので注意しましょう。
1.docomoの公式サイトへアクセスし、TOP画面右上にある「MY docomo」をクリックします。
2.「ログインして表示」をクリックしてログインします。ログイン画面では、「dアカウントID」と「パスワード」を入力し、その下にある「ログイン」をクリックします。
3.サービス一覧ページに移動します。その中にある「ドコモオンライン手続き」の「もっとみる」をクリックします。
4.下へスクロールすると左側に「携帯電話ポータビリティ予約」をいう項目があるので、その中の「携帯電話ポータビリティ予約(MNP)」をクリックします。
5.このページでは、契約継続の勧誘やMNP予約番号取得に関する注意点などが表示されます。注意点に目を通したら、「上記注意事項を確認しました。」にチェックを入れ「次へ」をクリックします。
6.解約金・事務手数料・端末代金の残額など、金額に関する注意事項が表示されるので、内容を確認して「次へ」をクリックします。
7.ここから、MNP予約番号の手続きに入っていきます。「携帯電話ポータビリティ(MNP)の手続き」というページの、「2 お手続き内容を確認」内の「携帯電話ポータビリティを予約する」にチェックを入れます。
「3 受信確認メールの送信」はメールを希望する場合のみで良いですが、メールにはMNP予約番号などが記載されているので利用しておくと何かと便利です。メール受信を希望する場合には、受信希望のメールアドレスにチェックを入れます。
8.「手続き確認内容」画面が表示されます。ここでは、MNPの手続き内容が「予約する」になっているかを確認し、「手続きを完了する」をクリックします。
9.手続きが完了すると、「受付日時」「受付番号」「MNP予約番号」「予約番号の有効期限」が表示されます。すぐに終了せず、コピペやスクリーンショットで内容を保存しておきましょう。
WEBサイトからの手続きは、忙しくてインフォメーションセンターに電話をかけることができない人などにおすすめです。
5.「docomoショップ」でMNP予約番号を取得する方法
最寄りのdocomoショップでMNP予約番号を取得することもできます。
この方法は、docomoショップが自宅の近くにある方にはおすすめですが、ショップが自宅から遠い方や忙しくて時間が取れない方にはあまりおすすめできません。
ショップのオープン時間は午前10時~(エリアによっては午前11時~)と遅いですし、営業時間も限られているほか、休日もあるので利用できる人が限定されます。
また、ショップまで行ってMNP予約番号の手続きを行うのは気まずいものです。
そのため、どうしてもショップで手続きを行わなければならない方以外は、他の手続き方法を利用することをおすすめします。
6.まとめ
docomoでのMNP予約番号の取得方法をご紹介しましたが、au・Softbankも手続き方法はdocomoと同じ電話・WEBサイト・ショップとなっています。
MNP予約番号は有効期限が過ぎても再取得することができますが、取得しただけでは解約扱いにならないため、取得後は速やかに新しい携帯電話会社で手続きを行うようにしましょう!