docomoの解約手順!MNP転出・端末購入サポートの注意点を教えます♪
1.docomoの解約は2年ごとがお得!
2.端末購入サポートの解除料金に注意
3.docomoの具体的な解約の流れ
4.MNP転出で解約する際の流れ
5.解約する際の注意点
6.解約しない方が良い場合
7.まとめ
docomoの携帯電話やスマホを解約するときの手順や手数料、契約解除時の注意点について詳しくご紹介します。
1.docomoの解約は2年ごとがお得!
携帯電話やスマートフォンの多くは2年契約です。それはdocomoも例外ではありません。
この2年契約の仕組みを理解していないと解約金として9,500円も徴収される恐れがあります。
多くの人は契約時に2年契約にすると料金が安くなると言われて使い始めます。私自身も2年契約にすると料金が安くなると説明を受けて、よく話も聞かないまま契約をしてしまった1人です。
ところがいざ他のキャリアに乗り換えようと解約すると、手数料として高額な支払いが生じてしまいました。
実は2年契約の携帯電話やスマートフォンというのは、2年ごとに更新されるのですが、そのタイミングで解約をすれば解約手数料は無料で解除できます。
それ以外に月に解約すると手数料が発生して、docomoでは税抜き9,500円の支払いが生じます。具体的に解約金が発生しない月は2年間の間で2ヶ月のみです。
例えば2017年4月15日に契約すると、2019年5月と6月なら支払いがないということです。docomoでは契約した翌月を1ヶ月目とカウントしているので、4月に契約すると翌月の5月を1ヶ月目とカウントします。
そして2年後の5月、さらに翌月の6月の2か月間は解約手数料が無料です。
そのタイミングで解約しなければ、さらに2年間経過しないと無料で解約できる時期は訪れません。つまりdocomoにおいて無料で契約解除できるのは「25ヶ月目から26ヶ月目」と「49ヶ月目から50ヶ月目」、「73ヶ月目から74ヶ月目」といった時期になるということです。
ただし注意しておきたいのが、何月に契約したかではなく何日に契約したのかという点です。
大抵の場合は4月に申し込むと翌月の5月、7月に申し込むと翌月の8月が1ヶ月目とカウントされるのですが、申込日が1日の場合はその月を1ヶ月目と計算します。
つまり2017年4月1日に契約すると2019年4月と5月が無料で契約解除できるタイミングになります。この時期を忘れてしまうと2年間も解約できないか、もしくは手数料を9,500円も支払うかのどちらかです。
そうならないためにも自身が契約した日付をカレンダーなどに記入して、しっかりと覚えておきましょう。
2.端末購入サポートの解除料金には気を付けよう!
docomoでは端末を購入する際に安い料金で済むように、端末サポートと呼ばれるサービスが提供されています。
このサービスを利用すると5万円近くかかる端末でも、半額程度で購入できるので多くのユーザーが利用しています。
ただし端末サポートは途中解約や対象外のプランに変更した場合、別途で違約金が発生するので注意が必要です。
違約金が発生しない期間は、どの機種であっても共通で、購入日の翌月から1ヶ月目と計算して12ヶ月目です。そのタイミング以外で解約すると違約金が発生します。
また違約金については端末によって異なるので、購入希望の機種は事前に調べてください。
3.docomoの具体的な解約の流れ
docomoで解約する場合、通常の解約とMNP転出で解約する場合の2通りがありますが、まずは通常の手続きについてお伝えしていきます。
用意するものはドコモUIMカードで、解約する場合は返却する義務が生じます。取り出し方が分からない場合は端末ごとショップに持って行きましょう。ちなみに解約手続きはドコモショプでのみ行えます。
もしもUIMカードを紛失した場合はネットワーク暗証番号か、もしくは契約者の本人確認書類が必要です。本人確認書類として有効なものは運転免許証か個人番号のいずれか1点。
他にも健康保険証や住民基本台帳カード、在留カード、外国人登録証などが使えるが、これらを使う場合は補助種類として公共料金領収証か、マイナンバーの印字がない住民票のいずれかが必要です。
いずれの書類も発行から3ヶ月以内でなければ有効とはみなされず、住所が明確に記載されていることや、契約者名義と同一のものに限られるなど、細かい決まりがあります。
契約者が未成年の場合は本人確認書類に加えて、親権者の同意書と親権者の本人確認書類も必要です。
これらのものが準備できたら、契約者本人が近くのドコモショップに向かいます。そこで解約したい旨を伝えれば、指示があるのでそれに従って手続きを行えば完了です。
4.MNP転出で解約する際の流れ
MNP転出で解約する場合は費用として2,000円が必要なので用意してください。
また携帯電話の購入を伴わない新規契約の場合は、90日以内にMNP転出を行うと費用は5,000円になります。
流れは各種窓口にてMNP予約番号を受け取ります。窓口として選択できるのはドコモショップやドコモインフォメーションセンター、ドコモの携帯電話やスマートフォンから「151]に電話。もしくは一般電話から「0120-800-000」に電話連絡する方法です。
パソコンからも行えますが、これはdアカウントを所有していることが条件です。
手順は始めに「My Docomo」にアクセスしてログインします。
ログインできたら「ドコモオンライン手続き」を開始。
取得したMNP予約番号を使って新規契約先でMNP転入手続きを行います。
MNP転入が完了しなければMNP転出も完了しないので注意してください。
5.解約する際の注意点
解約する際にはタイミング以外にも気を付けるべきポイントがあります。
まずdocomoを解約してしまうとドコモポイントが失効することです。これを避けるには解約前に全てのポイントを使うか、もしくはdアカウントを発行することでdポイントとして継続利用するかです。
次にキャリアメールをメインアドレスとして利用している人は、解約と同時に使えなくなるので注意してください。
もしも優先的に使用していた場合は家族や友人、知人にメールアドレス変更を伝えておきましょう。キャリアメールの移行や復活はできないので気を付けてください。
同様に引き継げないのがコンテンツや電子マネーです。docomoの電子マネーではSPモードをインフラとして利用しているので、「iD」はdocomo以外の契約先では使えなくなります。
対処方法としては電子マネーの残高を0円にすること。他にも動画や音楽などのコンテンツも移行できなくなるので注意してください。
ちなみに解約の際の注意点として解約手数料の発生があるとお伝えしましたが、実は解約しなくても定期契約プランから、そうでないプランへ変更するときも違約金が発生します。
2年更新プランから縛りがないプランへ移行すると対象となっているので、詳しくは変更時にスタッフの方に調べてもらってください。
6.解約しない方が良い場合
様々な理由から解約を検討すると思いますが、中には解約をしない方が良いケースもあります。
例えば携帯電話やスマートフォンからの通話を1ヶ月2時間から3時間行う人です。
この条件で格安SIMに移行したとすると通話料は20円/30秒とすると4,800円となり、いくら月額料金が安くてもdocomoを使っていた時の支払いを上回る可能性があります。
キャリアの料金を上回らないボーダーラインが1ヶ月2時間から3時間の通話なので、それを超える通話時間の人は解約しない方が良いかもしれません。
他にもドコモ光を契約しているとセット割引が適応されていてお得ですし、キャリアメールをメインで使っている場合は解約すると使えなくなるので、これらの人は良く考えてから解約してください。
7.まとめ
docomoの携帯電話やスマートフォンは解約するタイミングによって違約金や解約手数料が発生します。
また契約しているプランなどによっては、解約して他に移行すると料金が高くなることもあるので注意してください。